日本の高山
日本の高山には北極と同じ生物がいる?。
北アルプスや南アルプスなどの高山に登ると、下界とはまったく違う風景が広がっています。
花の咲き乱れるときに訪れたなら、誰もが天国を歩いているような不思議な気分にさせられるもの。
これは、山々が神々しくそびえ立っているからだけでなく、動植物の種類が下界とはまったく違うからだと言えるようです。
地質時代には大陸と陸続きであった日本列島では、大陸と共通の動植物が生活していました。
その後、大陸と離れてから、地球の温暖化が進んだため、寒冷地を好む動植物のうち、大陸に残っていたものは極地へと移動。
しかし、日本に閉じ込められたものは、北方に移動できないので、しだいに高い山へ向かい、山脈の上部で暮らさざるを得なくなりました。
その結果、日本の高山には、北極圏に棲息している動植物と共通しているものが多く見られるようになったのです。
氷河はないものの、日本の高山は、高山の名にふさわしい様相を呈しているというわけです。